コロナ禍でアルバイトが出来ず、経済的に困窮している学生に対する食料支援

2021(令和3)年6月3日 第1回 関東学院大学 横浜・金沢 八景キャンパスにて

一般財団法人伊丹エール財団は金沢区内の優秀な学生を対象とした「奨学金制度」を創設し、教育・研究活動を経済面で支援する活動を行っています。
 活動の一環として、2021(令和3)年6月3日、関東学院大学の社会連携センター様及び神奈川学生ボランティア連合様のご協力により、関東学院大学において経済的に困難な学生124名に対し食糧支援を実施させていただきました。

食料の受け取りを希望する学生は事前予約にて受け付けていたので、すべての学生に行きわたるよう当財団にて事前に準備をし、当日はお米、パスタ、パスタソース3種類、レトルトカレー3種、インスタントラーメン3種、果物(バナナ、リンゴ)、野菜(人参、じゃがいも、大根、玉ねぎ、キャベツ、きゅうり、トマト)、ポテトチップスを配布しました。

配布する食料の数々
カップラーメン 3種類
パスタソース 3種類
トマト
リンゴ、にんじん、きゅうり
お米 2kg

 食料をたくさん詰め込んだ学生に話をきいたところ、「コロナ禍においてアルバイトが出来ず、思うような収入がなくなってしまった」と厳しい状況が窺がえました。ギリギリの生活の中で、食料支援に対しては「とてもありがたい」と学生から笑顔があふれていました。

 今回の食料支援活動において、神奈川学生ボランティア連合の代表中野様に企画・協力していただきました。自身も関東学院大学の学生でありながら、2020(令和2)年5月に団体を立ち上げ、食糧支援等に取り組んでいるとのことで、何とか困っている人を助けたいとの思いが伝わってきました。ご協力いただきありがとうございました。

今回、突然の申し出にも関わらず、ご協力いただいた関東学院大学 社会連携センターの細貝様。学生への周知から当日の準備、受け渡しなど多岐に渡りご協力をいただきました。誠にありがとうございました。

 今回、「コロナ禍の中で困っている学生に何とかしてあげられないだろうか」という伊丹エール財団理事長の提案から食糧支援のプロジェクトが始まりました。困っている学生が食料を受け取られた後、うれしそうに満足して帰っていく顏が見られたことがとても印象に残っています。

伊丹エール財団では、今後も学生支援、高齢者、生活困窮者、身体障がい者等に対する施設や団体への支援を継続してまいります。

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